写真撮影は工夫が大事
写真撮影で工夫をすることを忘れていませんか?
ものがない時代は、遊ぶ道具がなければ工夫をして作り、他の人を楽しませるのにも自分なりのアイデアがありました。
ですが、日本が経済大国と呼ばれるはじめてから自分で工夫をするということをしなくなったような気がします。
私が子供の頃には、スマートフォンなどもなくカメラは高価なものでしたから、誰でもすぐに購入出来るわけではなく、子供ながらに小さなおもちゃカメラを手にするだけで満足したものでした。
しかし、今はお金があれば何でも手に入り、カメラの世界でも高性能な一眼レフカメラが市場に溢れんばかりに開発されています。
しかし、写真を撮るということは機械が行うことではなく、写し手がいかに前にある被写体をとらえるかなのです。
どうもカメラメーカーの思うつぼにはまってしまっている人が多いように思えてなりません。
現在はカルチャーセンターも全国に増え、殆どに写真講座が設けれており、愛好家も増え、写真ギャラリーに足を運べば、必ずといっていいほどカメラバックを提げた50代から60代の人を見かけます。
そして、AE,AFカメラと変遷してきた今では、絞りとシャッタースピード露出の関係を工夫をしなくても撮影に失敗することはありません。
ですが、それだけに写されたものからの感動はなく、面白いはずの写真撮影がつまらなくなってしまいかねないのです。
シャッターボタンを押して写っただけの写真からステップアップするには、工夫が必要なのです。